
皆さん、こんにちは!
アニメ・ラノベ大好きな主婦ブロガーです♪
今回は、シリーズファン待望の第7巻(最新刊)
『負けヒロインが多すぎる!』について、
ネタバレありでたっぷり語っていきます!
最新刊である第7巻のキーパーソンは──
志喜屋夢子(しきや ゆめこ)!
今まで“観察者ポジション”だった彼女が、
ついに本格的にヒロインの座に躍り出る展開に。
そして同時に、小鞠との演劇脚本バトルという新しい切り口から、
それぞれの恋や葛藤が描かれていきます。
「好きってなに?」「負けってなに?」──
そんな問いが交差する、知的で情熱的な一冊でした!
それでは早速、7巻のドラマティックな舞台へ飛び込んでみましょう♪
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『負けヒロインが多すぎる!』第7巻あらすじ【最新巻ネタバレあり】

新学期と“志喜屋夢子”の存在感が増す舞台
春、新学期。
新しいクラス、新しい文芸部の空気の中で、
あるキャラの存在感が急浮上します。
──それが、志喜屋夢子。
いつもは飄々としていた彼女ですが、
第7巻では少しずつ“焦り”や“熱量”が顔を出しはじめます。
特に印象的なのが、彼女のモノローグや
小さなセリフの端々に感じられる“揺れ”。
「観察者をやめて、プレイヤーになる覚悟はあるか?」
そんな空気感がビシビシ伝わってきました!
同時に、小鞠の“静かな覚悟”も動き出し──
文芸部の中に、静かで激しい波が立ち始めます。
演劇の脚本対決|志喜屋と小鞠、それぞれの主張
物語の中心となるのが、演劇脚本の対決。
文化祭での上演に向け、文芸部内で脚本案を競うことになり、
小鞠知花と志喜屋夢子が対立します。
・小鞠は“シンプルで王道なラブコメ”を提案
・志喜屋は“ひねりとリアリズムを織り交ぜた劇”を構想
ふたりのスタンスの違いは、
まるでそのまま恋愛観のぶつかり合いのよう。
- 💘 小鞠:ベタだけど安心感のある「勝つ恋」
- 🌀 志喜屋:報われないけどリアルな「負け恋」
ふたりが提案した脚本には、
どちらもそれぞれの恋愛哲学が滲み出ていて──
まるで“好きな人への手紙”のように、切なくて美しいんです。
温水の“答えない理由”と、志喜屋の揺れる想い
そしてこの巻での重要人物、やっぱり温水和彦。
小鞠や志喜屋、誰からもアプローチされながらも、
やっぱり「はっきりと返事をしない」彼。
でもそこには、ただの優柔不断とは違う、
彼なりの“誠実さ”や“恐れ”が見え隠れします。
志喜屋はそんな温水に、はじめて真正面から感情をぶつける。
夢子ちゃんのセリフ、どれもすごく刺さるんです。
特に「どうせ報われないんでしょ」って台詞…あれ、私の心かと思った…!
舞台=演劇という構造を使いながら、
まるで「恋そのもの」を舞台にあげたような展開は、
7巻ならではの知的で切ない読み応えでした。
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登場人物の変化と見どころ

志喜屋夢子の“ヒロイン力”が爆発
第7巻の最大の見どころは、やはり志喜屋夢子の変化。
今まで“物語の外側”にいた彼女が、ついに中に飛び込みます。
✔ いつもは皮肉屋な彼女が、
✔ 本気で脚本をぶつけて、
✔ 本音をさらして、
✔ そして…誰よりも真っ直ぐな恋を語る。
その姿は、もはや「負けヒロイン」じゃなく、
“物語の主役”としての存在感すら放っていました。
- 🎭 自分の“負けパターン”を自覚しながらも進む
- 💬 曖昧な言葉をやめて、本音をぶつける
- 💘 誰かを演じるのではなく、等身大の“自分”を見せようとする
「どうせ負けるって、演じることで逃げてたんだよね」
…夢子ちゃんのこの一言、すごすぎる。
志喜屋が「本気で好きになること」を選んだ瞬間、
物語の空気が一変しました。
小鞠の繊細な変化と、“本気”の脚本勝負
一方、小鞠知花の変化も見逃せません。
いわゆる“正統派ヒロイン”として描かれてきた小鞠。
でも、今回はその“ゆるぎなさ”の裏にある葛藤が、
丁寧に描かれていきます。
✔ 志喜屋との脚本バトルでは、自信が揺らぐ場面も。
✔ それでも“自分なりの恋”を信じて書き続ける姿は、まさにヒロイン。
しかも小鞠の脚本って、実はかなり繊細で、
自分が温水くんに言いたくて言えない想いを台詞にしてるんですよね…!
「好きって、何度だって確かめたくなるものなんだよ」
こっちもこっちで、刺さるセリフだらけ…!
小鞠ちゃん、ずっと応援してるよ…!!
志喜屋と小鞠、どちらの脚本が選ばれるのか──
という結果以上に、ふたりが全力で“本音”を表現したことに、
物語の核心があったように感じました。
温水和彦と“舞台”が映す人間模様
そして、ある意味で最も“答えない”主人公、温水和彦。
今回も、明確なリアクションは少ないのですが、
その立ち位置や、舞台に向き合う姿から見える彼の内面は、
とても多くの“ヒント”を含んでいました。
✔ 夢子の脚本に共感しながらも、
✔ 小鞠の想いも見逃さず、
✔ だけど誰にも「答え」を返さない…
- 🤝 「誰かを選ぶ=他を切る」という怖さ
- 🎭 舞台=“誰かの想い”を預かる場、という責任
- 💘 彼自身が、まだ“誰のことも好きになりきれていない”のかもしれない
温水くんって、
ずるくないんだけど“正解を出さない”よね。
でも、だからこそ物語が進んでる気もする。
7巻では、「演劇」という設定を通して、
温水を含めた全員の想いが舞台に重なって見える構造になっていて、
まさにシリーズ屈指の“群像劇”感がありました!
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考察|“負けヒロイン”というテーマの再構築
シリーズを通して描かれてきた「負けヒロイン」というテーマ。
第7巻では、それが大きくアップデートされる巻だと感じました。
今までは、
✔ 想いを伝えても報われない
✔ 告白さえできずに終わる
✔ 自分の感情に蓋をする…
そんな“切なさ”が「負けヒロイン」の共通項でした。
でも今回は──
「たとえ選ばれなくても、本気でぶつかったなら、それは“勝ち”なんじゃないか」
という再定義が示されたように思います。
- 🌸 自分の感情を、隠さずにぶつけた志喜屋
- 🎭 本気の脚本で勝負した小鞠
- 💬 想いが報われるかではなく、「どう向き合ったか」に価値がある
これまでの「負けヒロイン」たちを、もう一度見直したくなった。
きっとみんな、負けてなかったんだよね。
そして──
“負けたくない”からこそ、自分を見せるという決意。
それはまさに、ヒロインたちの“勝ち方の変化”を意味していた気がします。
FAQ|『負けヒロインが多すぎる!』第7巻 よくある質問
第7巻を読んだ読者が感じやすい疑問を、Q&A形式でまとめました。
Q. 第7巻のメインヒロインは誰?
A. 志喜屋夢子がメインの巻となっています。
Q. 小鞠と志喜屋はどういう関係?
A. 文芸部の仲間であり、恋のライバル。脚本対決を通して“静かな衝突”が描かれます。
Q. 文化祭の脚本はどちらが採用されたの?
A. ネタバレになるため詳細は控えますが、勝ち負けよりも“気持ちのぶつけ方”が大事な描写です。
Q. 志喜屋が本気で恋をしているって本当?
A. はい。今回の彼女は「観察者」ではなく「当事者」として想いを表現しています。
Q. 小鞠の恋心は進展する?
A. 大きな展開はないものの、内面の変化が丁寧に描かれています。
Q. 温水はどちらに気持ちがあるの?
A. 本巻でもはっきりとした答えは出ていません。優しさゆえの“答えなさ”が際立ちます。
Q. 八奈見や焼塩の出番は?
A. 少なめですが、背景で“物語全体のバランス”を支えています。
Q. 脚本の中身はどんな感じ?
A. 小鞠は王道恋愛、志喜屋は捻りの効いたリアル志向。二人の恋愛観がそのまま反映された内容です。
Q. 志喜屋が涙を流すシーンはある?
A. 明確な涙の描写は少ないですが、心の叫びが言葉に出た瞬間がとても印象的です。
Q. 第8巻への伏線はある?
A. あります! 志喜屋、小鞠、そして八奈見の描写に注目してください。
作者・刊行情報・イラスト担当まとめ
『負けヒロインが多すぎる!』第7巻の刊行情報を下記にまとめます。
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | 負けヒロインが多すぎる! 第7巻 |
著者 | 雨森たきび |
イラスト | いみぎむる |
レーベル | ガガガ文庫(小学館) |
発売日 | 2023年10月18日 |
ISBN | 978-4094532432 |
今巻も、雨森たきび先生の繊細な心理描写と、
いみぎむる先生によるキャラクターの温かいビジュアルが融合し、
読者の心に残る物語を作り上げてくれました。
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最新刊まとめ|志喜屋と小鞠が示した“覚悟と芝居”の意味
『負けヒロインが多すぎる!』第7巻は、
“恋とは何か”“好きとは何か”を改めて考えさせられる一冊でした。
志喜屋夢子は、「負けることが前提の恋」に抗い、
小鞠知花は、「王道の中にある本音」を信じる。
そして温水は、それぞれの“演じる想い”を受け止めながら、
あえて答えを出さずに舞台の中央に立ち続けます。
- 🎭 脚本勝負が“恋”そのものを象徴
- 🌸 志喜屋の覚悟、小鞠の優しさが胸に刺さる
- 📚 負けても、誰かを好きになった気持ちは本物
“負けヒロイン”って、本当は“負けてない”んだよね。
想いを演じきった彼女たちは、間違いなく主役でした!
次巻では、いよいよ八奈見杏奈のターンが来る…かも?
新たな恋と感情の交錯が、また物語を動かしていきそうです。
それでは、また次の巻の感想記事でお会いしましょう♪