皆さん、こんにちは!
アニメ・マンガ・小説が大好きな主婦ブロガーです。
今回は、シリーズ累計1,200万部突破の超人気ライトノベル『薬屋のひとりごと』の第8巻について、ネタバレありで徹底的に語り尽くしたいと思います。
8巻では、猫猫(マオマオ)が後宮へ戻り、再び壬氏(ジンシ)と距離を縮めながらも、さまざまな事件や陰謀に巻き込まれていきます。
壬氏の覚悟を示す驚きの行動や、玉葉后と玉鶯の緊迫したやり取り、新キャラとの出会いなど見どころ満載!
それでは、猫猫と壬氏の恋と策略が交錯する8巻の世界へ、一緒に飛び込んでみましょう!
「薬屋のひとりごと」小説8巻のネタバレ・概要

碁大会での策略合戦!
8巻冒頭では、変人軍師・羅漢主催の碁大会が開催。 壬氏はただの遊びとしてではなく、“勝利しなければならない理由”を持って参戦します。
彼が仕掛けた策略は以下の通り:
策略 | 狙い |
---|---|
蒸留酒入りのお菓子を差し入れ | 酒に弱い羅漢の集中力を削ぐ |
対局中に覆面を外す | 美貌で羅漢を動揺させる |
結果的に勝負には敗れてしまう壬氏ですが、この対局の本当の目的は“勝敗”ではなく、“覚悟の提示”だったのです。
衝撃の行動、焼き印を自らに押す
碁のあと、壬氏はなんと自らの脇腹に“玉葉后の家紋”の焼き印を刻みます。 その意味とは──
- 皇族としての地位を放棄する意思表示
- 玉葉后への忠誠と臣下として生きる決意
この行動は、猫猫にとっても大きな衝撃でした。
読んだ瞬間「そこまでやるの!?壬氏……」って言葉が出なかった……
この焼き印のエピソードは、壬氏という人物の「不器用な愛情表現」と「孤独な覚悟」が交差した名シーンだと思います。
猫猫の成長|外科医術への挑戦と新たな出会い
壬氏の火傷手当てから広がる世界
壬氏の火傷を診たことをきっかけに、猫猫は“外科”という未知の領域へと踏み出します。
羅門の命で手にした書物──『華佗の書』(古代中国の名医による解剖・外科の指南書)を読み込み、 さらに実践として鶏や豚の解体実習に挑戦します。
学びの過程 | 猫猫の変化 |
---|---|
火傷の処置 | 皮膚の再生や感染症への理解が深まる |
『華佗の書』 | 人の体の構造を知る重要性に気づく |
動物の解剖 | 恐れず観察し、医術への覚悟が増す |
「薬の知識」に加えて、「手を動かして治す」医術へと進化しようとする猫猫。 その成長ぶりに、同じ女性として思わず応援したくなりました!
癒しの時間、新たな出会いと毛毛の存在
そんな猫猫の生活にちょっとした癒しを与えてくれるのが、新キャラ子翠(しすい)と子猫の毛毛。
- 子翠は虫好き&博識な侍女で、猫猫の“変わり者”ぶりと気が合う
- 毛毛は猫猫が飼い始めた子猫。心の支えとなる
猫猫が毛毛を抱きしめる描写、こっちまでほっこり…主婦的に一番癒された〜♡
緊張感のある後宮生活の中で、こういった日常のぬくもりがあるのが『薬屋』の魅力ですね。
玉葉后と兄・玉鶯との確執|後宮の権力闘争
対立する姉弟──玉葉后と玉鶯
8巻では、玉葉后とその兄・玉鶯(ぎょくおう)の間に潜む確執が本格的に描かれます。 玉鶯は、玉葉后の政治力・人望に嫉妬し、排除を試みるような動きを見せ始めます。
代表的な嫌がらせは以下の通り:
行動 | 狙い |
---|---|
猫猫を侍女にするのを拒否 | 玉葉后の人材確保を妨害 |
養女を入内させる動き | 玉葉后の後継を潰す策略 |
玉葉后の静かな強さ
そんな圧力にも屈しないのが、“氷の后妃”玉葉です。 表には出さずとも、確かな知略と芯の強さで兄の動きに対抗していきます。
言葉数少ないけど、すごく強い。玉葉后ってほんと憧れる女性像かも…!
この姉弟対立は、今後の後宮全体のバランスにも大きく影響しそうで、見逃せない展開です。
雀の登場と伏線|西都・巳の一族との繋がり
ついに“西都編”の布石が動き出す
本巻のラストでは、物語が後宮の中だけでなく“西都”という新たな舞台へと広がる予感が描かれます。 その鍵を握るのが、新キャラクター──雀(チュエ)の存在です。
雀は、後宮の外で登場する一見“地味”な女性ですが、実は…
- 馬良の妻であり
- 巳の一族の傍系出身という複雑な立場
彼女が猫猫や壬氏に接近したことで、物語は政治・血筋・陰謀という よりディープな要素を帯び始めます。
この感じ…まさに“戦いの前の静けさ”ってやつかも。9巻以降のキーパーソン間違いなし!
巳の一族と猫猫の接点はあるのか?
巳の一族は、情報収集や諜報に長けた血筋。 そして猫猫は──
- 薬や毒に関する膨大な知識
- 観察力と分析力に優れ、機転が利く
この共通点から、ファンの間では「猫猫にも巳の血が流れているのでは?」という考察も浮上しています。
要素 | 猫猫との共通点 |
---|---|
記録術や観察眼 | 病気の傾向や毒性の変化を瞬時に判断 |
他者の心理を読む力 | 後宮での事件解決に発揮 |
危機察知能力 | 人死にや毒の兆候を察知する直感 |
もしこの仮説が本当なら、猫猫の出自は今後さらに重く、重要なものになっていくかもしれません。
まとめ|8巻は“決意と変化”が交差する重要巻!
『薬屋のひとりごと』8巻は、これまでの日常と、これからの波乱の“狭間”を描くエピソードでした。
注目テーマ | ポイント |
---|---|
壬氏の焼き印 | 覚悟と、猫猫への強い想いの表現 |
猫猫の成長 | 外科医術・友情・癒しの時間の積み重ね |
後宮の権力バランス | 玉葉后vs玉鶯、今後の火種に |
巳の一族と西都 | 物語が“地方”と“血統”の謎へシフト |
事件の派手さよりも、人と人との想いのぶつかり合い・芽生えが中心の巻で、 個人的には「読めば読むほど味が出る」スルメ的名巻だと感じました!
8巻読了後、静かな感動でしばらくページを閉じられなかった…じわじわ来る名作!
次巻では、いよいよ“西都編”が本格始動します! 猫猫と壬氏の関係にもさらに変化が?気になる方はぜひ9巻へ続けて読んでくださいね♪
それでは、また次の記事でお会いしましょう♡