皆さん、こんにちは!
アニメ・マンガ・小説が大好きな主婦ブロガーです。
今回は、シリーズ累計1,200万部を突破した大人気ライトノベル『薬屋のひとりごと』の第4巻について、ネタバレありで徹底的に語り尽くしたいと思います。
4巻では、猫猫(マオマオ)の後宮での立場が大きく変わり、壬氏(ジンシ)との関係にも新たな空気が流れ始めます。
さらに、謎の多い美少年・羅半との出会いや、玉葉妃との関係性、後宮内で起こる事件の真相など、見どころ満載!
そして、猫猫が自らの「居場所」について考え始める、大きな転機の巻でもあります。
それでは、毒と謎と恋(?)が絡み合う第4巻の世界へ、一緒に飛び込んでいきましょう!
「薬屋のひとりごと」小説4巻のネタバレ・概要

壬氏の恋心がついにあふれ出す!
3巻まででも十分に伝わってきた壬氏の猫猫への好意。 しかし4巻ではそれがよりあからさまに“恋心”として表面化してきます。
壬氏の行動 | 猫猫の反応 |
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ささいな体調変化に気づいて心配 | 「また過保護な…」と呆れつつも嬉しそう |
距離を詰めて話しかける | ドギマギしながら逃げ腰 |
プレゼント攻撃(髪飾りなど) | 「いらない」と言いつつ使ってる♡ |
もう!この二人いつくっつくの!?って悶えるくらい甘酸っぱいっ!
猫猫の「自覚なき揺れ」も必見
猫猫は相変わらず感情に鈍感ですが、 壬氏に対して「特別」だと感じている自分に、徐々に気づき始めています。
ただし、口では「面倒くさい」などと言いつつ、壬氏が他の女性と親しげにする描写に反応してしまう場面も…。
この微妙な距離感と心理のすれ違いが、読者の心をキュッと締め付けるのです…!
新キャラ・羅半(らかん)の登場と猫猫との関係性
“謎の美少年”羅半、その正体とは?
4巻で初登場するのが、猫猫と同じく異彩を放つ美少年・羅半です。 聡明で論理的、そして毒にも知識がある──まるで“もうひとりの猫猫”のような存在。
特徴 | 猫猫との共通点 |
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医術に詳しい | 知識レベルが近く、議論が弾む |
分析思考が強い | 事件や症状を論理的に捉える |
社交性が薄い | 感情より理性重視のタイプ |
最初は火花を散らすような会話が多い二人ですが、 次第に「同志」的な理解者関係になっていく様子が見ていて気持ちいい!
壬氏とはまるで違うタイプ。ちょっと危うい魅力があって、正直ドキドキする…!
後宮内で起きた“鶏毒事件”の真相|誰が、何のために?
事件の発端は“たった一羽の鶏”だった
ある日、後宮で毒入りの料理を食べた女官が倒れる事件が発生します。 猫猫はすぐに現場の様子から「鶏肉が怪しい」と目星をつけ、調査を開始。
検証によって明らかになったのは、鶏の内臓に強い毒性を持つ成分が含まれていたこと。
犯人の狙いは“毒”ではなく“見せしめ”?
この事件は単なる毒殺未遂ではなく、後宮内の権力バランスを揺るがす“警告”として仕組まれたものでした。
- 毒の種類は“致死性が低く目立ちやすい”タイプ
- ターゲットは女官で、妃ではなかった
- 犯行タイミングが「祭礼前」で意味深
猫猫はこれらの点から、犯人が“誰かを黙らせたい”か、あるいは“存在感を誇示したい”誰かであると推理します。
毒の種類で心理まで読み取る猫猫、やっぱ天才…。鳥肌立った…!
玉葉妃と猫猫の信頼関係の深化|女性同士の絆が熱い!
“后妃と侍女”の枠を超えた関係性
4巻では、玉葉妃と猫猫の絆がより深まっていく様子が丁寧に描かれます。 猫猫の冷静な分析と医術の知識が玉葉妃の信頼を得ているのはもちろん、 それ以上に、玉葉妃自身が猫猫を「ひとりの女性」として大切に思っているのが伝わってきます。
エピソード | 絆を感じたポイント |
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病に伏した際、猫猫にだけ診察を任せる | 信頼と安心感が伺える |
他の侍女からの妬みにも配慮 | 猫猫の立場を気遣う心配り |
猫猫を“唯一の理解者”と認める | 上下関係ではなく友情が生まれている |
この二人、ほんとに理想的な“女の友情”って感じで尊い…!
玉葉妃の芯の強さと優しさ、そして猫猫の誠実さと冷静さ。 立場も性格も違う二人が、少しずつ信頼を育む様子は本当に胸を打たれます。
壬氏の秘密に近づく猫猫|それでも彼に惹かれてしまう理由
「壬氏の正体」への違和感が強まる
猫猫は壬氏に対して、ただならぬ違和感を感じ始めています。 言葉づかいや所作、知識の幅、そして“美しすぎる”容姿──
それらはすべて、後宮の宦官(かんがん)としては明らかに“異質”。 猫猫は観察と推理の末に、「この人、実は皇族では…?」という疑念を抱きます。
違和感のポイント | 猫猫の分析 |
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高貴な所作 | 幼少から教養を受けていないと無理 |
後宮内での特別待遇 | 単なる上司としては説明がつかない |
玉葉妃との微妙な距離 | 過去に何かある?と推測 |
それでも気になってしまう…猫猫の揺れ動く気持ち
猫猫は壬氏の秘密に迫りつつありますが、 それ以上に“壬氏という存在”そのものに心が引き寄せられているのが印象的です。
- 彼の優しさに驚いたり
- ちょっとした言葉にときめいたり
- 夢にまで見てしまったり…
…いや、もう完全に恋では!?猫猫ちゃん!!
事件と推理が中心の本作ですが、この“静かな恋の進行”が本当に最高です。
まとめ|4巻は“心の揺らぎ”と“信頼の芽生え”が詰まった名巻!
『薬屋のひとりごと』4巻は、後宮という閉じられた世界で、 「心の距離」が少しずつ変化していく巻でした。
見どころ | 注目ポイント |
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鶏毒事件 | 毒の種類や動機、心理戦が見事! |
猫猫と壬氏 | 距離が縮まり始める甘酸っぱい空気感 |
羅半の登場 | 新たな知的ライバルとの化学反応 |
玉葉妃との関係 | “女の絆”が深まる感動エピソード |
読後、「ああ、もっとこの世界にいたい…」って思える最高の一冊でした♡
次巻・5巻では、舞台が後宮を離れて花街・外の世界へと広がっていきます! 猫猫の過去、壬氏の嫉妬、そして新たな事件が盛りだくさん! ぜひそちらもお楽しみにしてくださいね。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!