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【北海道弁一覧表】|札幌周辺で本当に使われる方言30選!!

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はじめに|札幌・琴似で体感した“あったかい北海道弁”の世界

私は札幌市西区・琴似に8年間住んでいました。
引っ越してきたばかりの頃は、スーパーや町内会、お隣さんとの会話の中に、聞き慣れない言葉がたくさん出てきて正直びっくり!

でも、だんだんとその言葉たちが、北海道弁ならではのやさしさや温かさを持っていることに気づき、今では聞くたびにホッとする存在になっています。

この記事では、私が札幌・琴似で実際に聞いた札幌周辺の北海道弁を、日常会話の一覧表にまとめてご紹介します。
意味や例文はもちろん、「あの言葉、こんな風に使うんだ!」という驚きエピソードもお届けしますね♪


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日常会話一覧|札幌周辺でよく使われる北海道弁【意味・例文つき】

北海道弁 一覧表(札幌でよく使われる方言を厳選)

方言意味(標準語)使い方の例
なまらとても、すごくなまら寒いね〜!
したっけじゃあね、それじゃしたっけ、また明日ね!
ばくる交換するお菓子ばくろう!
わやめちゃくちゃ、ひどい道がわやだったわ〜
なんも気にしないで、大丈夫ごめん→なんもなんも!
〜しょ〜でしょそれ、おいしいしょ?
〜だべ〜でしょ寒いだべ?
〜べさ〜でしょ(やや強調)そうだべさ〜
ゆるい滑りやすい(道が)今日ゆるいから気をつけて!
あずましくない落ち着かないこの席、あずましくないなぁ
こわい疲れる歩きすぎてこわいわ〜
ごんぼほるすねる、へそを曲げるまたごんぼほってる〜
つっぺ鼻栓鼻血出たからつっぺした
めっぱものもらいめっぱできたから病院行った
いずい違和感がある、不快この靴、なんかいずい
けっぱる頑張る今日もけっぱるべさ!
なげる捨てるそのゴミなげといて〜
うるかす水に浸ける米うるかしといてね
たごまる折れ曲がる、ぐちゃっとなる紙たごまったわ
とろくさいのろま、要領が悪いとろくさいから急ぎな〜
ちょすいじる、さわるそれちょすなって!
あめる腐るこれもうあめってるよ
ばくない大丈夫じゃないそれはばくないっしょ
したらばそしたらしたらば、こっち来て〜
こわい(感覚)筋肉痛・疲れ歩きすぎて足こわい
しばれる凍えるほど寒い今朝、しばれたね〜
ひやい冷たい水、ひやいね!
わやくちゃめちゃくちゃ、混乱部屋わやくちゃだった〜
がっさいごちゃごちゃ・乱雑バッグの中ががっさいだわ
ひとっぺ一人分ご飯ひとっぺだけ用意して
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これらはすべて、札幌周辺で本当によく聞いた方言です。
特に「なんも」「ゆるい」は、40代の私でも初めて聞いたとき意味がわからず、思わず調べたほど。

40代主婦が驚いたリアルな使い方エピソード

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たとえば近所のおばあちゃんに「お菓子、こればくろうかい?」って言われたときは、「え?爆発?😳」と本気で思いました(笑)
でも「ばくる=交換する」だとわかってからは、子ども同士の会話にもよく登場していて、札幌では当たり前の言葉なんだなぁと実感。

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また、冬の朝によく言われた「今日はゆるいから転ばないようにね〜」という声かけ。
最初は「え?今日は何が緩いの?」と思いましたが、“道が滑りやすい”=ゆるいなんですね。
方言って、その土地の暮らしや気候が見えてくるから面白いです!


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北海道弁の特徴とは?|イントネーション・語尾・使われ方の違い

北海道弁には、語彙だけでなく話し方やイントネーションにも大きな特徴があります。
特に札幌周辺では、関東出身の私からすると“ちょっと柔らかく、語尾が丸い”印象を受けました。

  • 語尾に「〜しょ」「〜だべ」「〜っけ」がよく使われる
  • 語調がやさしく、同意や確認のニュアンスが多い
  • 標準語よりも少し平坦に聞こえるイントネーション

札幌でよく聞く語尾「〜しょ」「〜だべ」って?

スーパーで店員さんに「ポイントカードあるっしょ?」と聞かれたとき、「え?“でしょ”じゃなくて“しょ”?」と驚いたのを今でも覚えています。
実際、札幌では「〜しょ」や「〜だべ」は同意を求めるやさしい表現として、年齢を問わずよく使われています。

子ども同士でも「それおいしいっしょ!」「だべさ〜」という感じで自然に使っていて、“場の空気を和らげる魔法の語尾”のように感じます。

イントネーションは“平坦”でやさしい

私が住んでいた札幌・琴似では、言葉の抑揚があまり強くない「フラットなイントネーション」が主流でした。
関東では「え?」と上がる質問が多いですが、札幌では「えぇ?」とフラットに聞かれることが多く、感情の出し方が穏やかなんです。

例えば、道を聞いたときに「右っしょ、で、次左ね〜」と落ち着いたトーンで教えてくれると、なんだか安心感があるんですよね。
言葉だけでなく、話し方も北海道弁の魅力だと強く感じました。


札幌周辺で本当によく聞いた北海道弁【エリア別の傾向】

一口に北海道弁と言っても、札幌市内でも地域によって微妙に使い方や言葉の傾向が異なると感じました。
ここでは、私が実際に8年間住んだ札幌市西区・琴似を中心に、エリアごとのリアルな北海道弁の違いをご紹介します。

札幌市西区・琴似の北海道弁|ご近所・お年寄りに多かった言葉

  • 「なんも」…謝罪や気遣いへの返答でよく使う
  • 「ばくる」…子ども同士の会話で頻出
  • 「ゆるい」…冬場の道の状態を表す日常用語

ご近所さんとの会話では、「あら〜大丈夫だった?なんもなんも〜」と返されることが多く、人との距離がふわっと縮まる優しい方言だなと実感しました。
特に高齢の方が使う言葉はとても自然で、生活に根付いている印象です。

札幌中心部・若者の言葉|少し標準語に近づいている?

  • 「なまら」はあまり使わず、「めっちゃ」や「超」と混ざっている
  • 語尾の「〜しょ」や「〜だべ」は若干控えめに

札幌駅周辺や大通のカフェで耳を澄ますと、若い世代は北海道弁と標準語がミックスされていて、「あれ?これって北海道弁?」と迷うこともあります。
「なまら」はむしろ観光客が好んで使っている印象で、地元の若者は「寒いよね〜」と標準語寄りに話していました。

郊外エリア・小樽・石狩方面|方言が色濃く残る傾向

  • 「なして?」(=なんで?)など、よりローカルな表現が多め
  • 語尾の「〜べさ」「〜だべさ」が日常的に使われる

小樽の市場で買い物をしたときに「これ、なして買わんのさ?」と聞かれたことがあり、札幌ではあまり聞かない「なして」という言い回しにびっくりしました。
同じ道央圏でも、都市部から少し離れると方言の濃さが一段階アップする感覚がありました。


実は札幌では使われない?観光向け“エセ北海道弁”に注意!

旅行雑誌やテレビ番組などで紹介されている北海道弁の中には、実際の札幌ではあまり使われていない表現もあります。
札幌市西区・琴似で暮らしていた私の体感では、「え?そんな言葉、聞いたことないよ〜」というフレーズも正直ありました。

「そだねー」は意外と札幌で聞かない?

平昌オリンピックで一躍有名になった「そだねー」は、実は札幌ではそこまで頻繁に使われていない印象です。
むしろ、道東エリア(北見や帯広など)で使われることが多い方言なんだそう。

札幌では「うん、そうだね〜」や「だよね〜」のような、標準語に近い言い回しが主流です。
「そだねー」を無理に使うと、逆に観光客っぽく見えてしまうかもしれません。

「なした?」も札幌ではレア?

「なした?(=どうしたの?)」も、ドラマやバラエティではよく登場しますが、札幌ではあまり耳にしない表現です。
私が住んでいた西区・琴似では、「どうしたの〜?」「大丈夫?」といった標準語寄りの声かけのほうが圧倒的に多かったです。

観光地ではあえて“らしい言葉”を使うことも

もちろん、小樽や富良野などの観光地では、「北海道らしさ」を演出するために、店員さんがあえて「したっけ〜」「だべさ〜」を使ってくれることもあります。
本物の北海道弁と観光用の北海道弁が混在しているというのも、北海道ならではの面白さかもしれませんね。

  • 「そだねー」「なした?」は観光向け表現の可能性あり
  • 札幌市内では標準語と北海道弁がミックスされている
  • “リアルな北海道弁”は、地元の人の自然な会話の中にある

「方言らしさ」にこだわりすぎず、耳をすませて札幌の暮らしの中にある自然なことばに触れてみてほしいと思います。


北海道弁の魅力とは?|言葉から感じる人のあたたかさ

札幌・琴似で8年間暮らす中で、私は北海道弁のあたたかさに何度も助けられてきました。
最初はちょっと不思議で、時には戸惑いもありましたが、それ以上に、人のぬくもりが込められた言葉だと感じる場面が本当に多かったんです。

「なんもなんも」が心にしみた瞬間

私が子どもの体調不良でご近所さんに迷惑をかけてしまったとき、「ごめんなさいね…」と謝ったら、返ってきたのは優しい笑顔で「なんもなんも!」。
この一言が、どれだけ気持ちを軽くしてくれたか…
「大丈夫だよ」「気にしないで」という意味を、こんなに柔らかく伝えてくれる言葉があるんだと、感動しました。

語尾の「〜しょ」「〜だべ」にある、やさしい共感

札幌の方は本当に会話上手で、「〜しょ?」「〜だべさ?」と、自然と相手の気持ちに寄り添う語尾を使ってくれます。
「寒いっしょ?」「大変だったべさ〜」と声をかけられると、共感してくれてるって感じがして、ほっとするんです

北海道弁は“その土地の暮らし”そのもの

「ゆるい」は、冬の凍った道に対する注意の言葉。
「ばくる」は、物々交換が当たり前だった時代からの名残かもしれません。
そんなふうに、北海道弁って暮らしの知恵や文化が詰まっているんですよね。

  • 北海道弁は、感情をやさしく包み込む「共感の言葉」
  • 暮らしに根ざした実用的な言葉が多い
  • 話す人の人柄がにじみ出る、あたたかさのある言葉

方言というと、時に「古い」「通じない」と敬遠されることもありますが、
北海道弁はむしろ“人との距離を縮めることば”として、これからも大切にされてほしいなと、心から思います。


FAQ|北海道弁や札幌方言についてよくある質問10選

Q1. 「なまら」って札幌でも使われているの?

はい、使われていますが、若い世代よりも年配の方の会話でよく聞きます。
ただ、札幌中心部では「すごく」「超」など標準語と混ざっていることも多いです。

Q2. 「そだねー」って札幌の人も言うの?

実はあまり聞きません。「そだねー」は道東エリア(北見など)で使われることが多く、札幌では「そうだね〜」「だよね〜」が主流です。

Q3. 「ばくる」って何歳ぐらいの人が使ってる?

小学生の会話でもよく出てきますし、親世代も普通に使います。
札幌周辺では「交換する」という意味でとても自然な言葉です。

Q4. 「ゆるい」はどういう意味?人の性格のこと?

いえ、冬の札幌で「ゆるい」は「路面が滑りやすい」ことを指します。
「今日、道ゆるいから気をつけて〜」と注意の声かけで使われます。

Q5. 「なんも」はどういうシーンで使うの?

謝罪やお礼に対する返事として、「気にしないでね・大丈夫だよ」という意味で使われます。
とてもあたたかい北海道弁の代表格です。

Q6. 北海道弁って札幌と函館では違うの?

はい、少し違います。函館では東北に近いため、「〜だべさ」「なして?」といった方言が色濃く残っています。
札幌のほうが標準語に近い表現が多いです。

Q7. 札幌では「〜べさ」「〜だべさ」って本当に使うの?

年配の方や郊外のエリアでは今でも使われますが、札幌中心部や若者の会話ではあまり使われない傾向です。

Q8. 北海道弁って、学校や会社でも使われてるの?

はい。フランクな場面では使われています。
たとえば「もう行くっしょ?」や「寒いべさ〜」など、日常の軽い会話で自然に出てくる言葉です。

Q9. 札幌弁と標準語、どっちが通じやすいの?

基本的に札幌では標準語も通じます。ただし、地元の人との距離を縮めたいときは、北海道弁を少し覚えて使うと喜ばれますよ♪

Q10. 北海道弁を楽しく学べる方法はある?

はい、最近ではYouTubeやTikTokで北海道弁を紹介するアカウントも人気です。
また、地域の図書館や方言辞典などでも学べますよ!


北海道弁をもっと知りたい方におすすめ!本・動画・SNSまとめ

北海道弁って、なんだか親しみやすくてもっと知りたくなる!」
そんな方のために、楽しく方言を学べるおすすめのコンテンツをご紹介します。

📚 書籍で学ぶ|北海道弁の奥深さがわかる本

  • 『北海道方言辞典』(北海道新聞社)
    札幌周辺の言い回しから各地の方言まで、辞書形式で収録。
  • 『北海道ことばの旅』(今野真二 著)
    北海道弁の歴史や成り立ちをやさしく解説。
  • 『なまら!北海道弁講座』(イラスト付き)
    マンガ風で読みやすく、子どもにもおすすめ。

🎥 動画で楽しむ|北海道弁YouTube・TikTok

  • 「なまら道民ちゃんねる」…北海道のリアルな生活&方言会話が見られる。
  • 「道産子あるある」(TikTok)…ショート動画で笑えて学べる!
  • NHK北海道の方言特集…ニュース内コーナーで時々放送あり。

まとめ|北海道弁は札幌の暮らしに根付く“宝物のような言葉”

札幌市西区・琴似での8年間を通して、私は北海道弁にたくさん救われてきました
はじめはちょっと戸惑った言葉たちも、今では「暮らしの一部」であり「心をつなぐことば」として、大切な宝物です。

今回ご紹介したように、札幌周辺で使われる北海道弁は、やさしさや思いやりが込められたものばかり。
「なんもなんも」「〜しょ?」「ゆるいから気をつけて」――
どの言葉にも、話す人の温かさがにじみ出ているのを感じます。

これから札幌で暮らす方、旅行や転勤で訪れる方も、少しだけ北海道弁を知っているだけで、心の距離がぐっと近づきます
ぜひ、この記事で気に入った言葉を、あなたの日常にそっと取り入れてみてくださいね。

  • 北海道弁は、優しさと暮らしの知恵が詰まった“地域のことば”
  • 札幌周辺では、標準語と自然に混ざった方言が根付いている
  • 覚えることで、人との距離がぐっと近くなる

方言を知ることは、その土地の人と心を通わせる第一歩。
このページが、あなたと北海道弁との素敵な出会いになりますように。

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管理人の「りょう」です。
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